Report:協会活動レポート協会活動レポート

協会活動レポート協会活動レポート

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2020.06.20 第14回 JV SUMMIT on ZOOM

2020.06.20

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JVサミット世話人の勝並さん。
いつもありがとうございます!

みなさん、こんにちは!
大宮4期の竹内美紀です。
初めて、協会レポートを担当させていただきます。

ZOOMミーティングによる
初めてのJVサミット開催です。
いろいろな意味でドキドキ☆しながらの参加でした。

今回は、2020年6月20日に行われた
JVサミットについてレポートさせていただきます。

推進サポーター、三井住友海上あいおい生命営業教育企画部の
勝並進さんのご協力のもと、14回目の開催となりました。

コロナ禍の影響を受けながらの活動報告から
キャッシュフローコーチの価値の再確認ができた貴重な時間になりました。

JVサミットとは

JV(ジョイントベンチャー)を実践している方の発表や、
JVについて討論、Q&Aなどを行い、協会のJVプロジェクトへの関わり方や、
JVを自身の本業発展に寄与できるのか、などを、考える場です。

ミッションに基づく図々しさをもて!
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和仁先生によるアイスブレイク

和仁先生によるアイスブレイクです。
JVパートナーと活動をしている時に
もっとぐいぐい行動してもいいのに、と
思うことがあるそうです。
では、

「JVパートナーに対する遠慮はなぜ起こるのか。
 
どうしたら打破できるのか。」

テーマが提示され、
ブレイクアウトルームを使って意見交換をしました。

ブレイクアウトルームとは、
少人数で話し合いができる小部屋です。

これもZoom開催ならではの試みですね。

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ブレイクアウトルームでの意見交換
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途中、和仁先生の乱入も。

<遠慮はなぜ起こるのか>
・勝手に遠慮している
・役割分担ができていない
・ゴール設定ができていない

<どうしたら打破できるのか>
・飲む!(コミュニケーションをとる)
・事前にNGを決めておく
・期待値を一致させておく

<結論>
JVパートナーのお困りごとを言語化しておくこと。
お困りごとは時間の経過とともに変化するので、
定期的にすり合わせることが大切。
すり合わせること自体にも遠慮が起こってしまうので、
節目を作って期待値の一致をさせること。

一言で表すと…
「ミッションに基づく図々しさをもて!」

勝並さんからも、
JV先も遠慮しているので、前もって対等で
あることを伝えてあげることも大事。

というお話がありました。

ここは確認するまでもないかな、と思うことや
当然、わかっているはず。
と思って確認しないことがありませんか?

そういった思い込みや遠慮から、
ズレが大きくなってしまうことがあります。

そこは恐れずに、クライアントのビジョンの実現というミッションの元に
図々しさが大事ということですね。

節目を作って、定期的にクライアントのお困りごとと期待値を一致させること

深い深いアイスブレイクの時間でした。

銀行PJ:銀行を通じてCFCの価値を日本全体に広める
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銀行PJリーダー ダースベーダー三上さん
ユーモアと実益のプレゼンはさすが!

銀行PJリーダー大阪4期の
ダースベーダー三上さんからの発表です。

CFCにとって銀行は、
地域最大のリストホルダーです。

銀行の
・小さなお困りごとを解決し(新規融資先の開拓)
・CFCの価値を気づかせる
・CFCの関与先を増やす
・経営者のお困りごとが解決しAAPな会社が増える
・日本全体をAAP帝国に ⇒ 1銀行1キャッシュフローコーチ(1BK1CFC)

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銀行でZoomセミナーを実施した出口さん

テンポのよい小気味よい発表の中に、コロナ禍の元
これまでの常識が通用しない事態にも遭遇し、
リーダーとしての責任感も伝わってきます。

アフターコロナでは、銀行との関係をWEB化。

お堅い銀行業界において、
Zoomセミナーを実施予定の神戸1期出口さんから
それまでの経緯と意気込みを語っていただきました。

活発な質疑応答もあり、
・税金を払ってでも利益をだしてほしい
・数字をこまめに把握し、月次決算値を翌月20日までには把握したい
など、銀行が直接顧客に言えないことをCFCが代弁できる、
JVは相手のお役に立たなくては成立しない、など
今後の活動へのヒントを多く仕入れることができました。

美容室PJ
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美容室PJリーダー佐竹さんが実施した
JV先へのプレゼン資料の
わかりやすさは抜群です。

美容室PJ、大阪2期佐竹さんの発表です。

「JV構築に向けた大河ドラマストーリー」として、
2016年から始まったメーカーJVプロジェクト。

その経緯と関係性を深めるまでの
苦悩?と工夫をお話いただきました。

JV先担当者へ
情報共有会を実施するにあたって

・忖度なしに研修を受けてもらう
 
(無理にCFを紹介しなくてよい)
・営業部の方は売上アップについては
 
プライドを持っているので
 
相手の得意分野に口を出さない。
 
(境界線を明確にする)

といったことを心がけ、AAPな場にて実施されたそうです。

コロナ禍対策のブロックパズルが非常にわかりやすく、
ブロックパズルの活用範囲の広さを再認識しました。

JV先のお困りごとやニーズを把握して、
相手との境界線を丁寧に守りながら関係性を深めていく様子に、
あるべきJVの姿を垣間見られました。

デンタルCFPJ:「ほんでいいですよ」

デンタルCFPJ 大阪4期竹田さんの発表です。

プラネット主催のセミナーを参加しているうちに、
プラネットさんの考え方に共感し、ファンとなり、
リーダーとなるべくしてなった竹田さん。

ひしひしと、プラネットさん愛の伝わるプレゼンでした。

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デンタルCFPJリーダー竹田さん

有事による環境の変化により、
キャッシュフロー経営の重要さが高まりました。

今こそCFCがお役に立てる時。
医療のプロではあるが、経営のプロではないので、
一緒に経営をみてくれるCFCを必要としてきています。

地域ごとにセミナーをし、
集客に苦労していた段階から、
地域ごとにCFCが必要となってきています。

<プロジェクトの課題>
「知らない」CFC
「足りない」CFC

オンライン化で全国から集客ができるようになったことにより、
地域のCFCの紹介等も生じているが、
CFCそれぞれの得意分野や特性がわからないために、
紹介のマッチングに苦労しています。

また、セミナー講師が
そのまま担当CFCにならないことも多くなることが想定され、
セミナー側も目先の成果でなく、
他者への貢献による長期的な成果と変わっていくと想定されます。

「奪いあえば足らぬ。分け合えば余る(相田みつを)」(和仁先生談)
チームとしての1医院1キャッシュフローコーチ(1D1CFC)に向けて、
セミナー講師のマインドの変化も求められています。

有事をきっかけに融資支援も多いことから
CFCの価値が認識されてきました。

5,700件の医院さんをサポートするには、
まだまだCFCが足らない、
紹介するにもCFCのことを知らない、
という課題の解決に取り組んでいきたいと
デンタルPJの課題についてお話いただきました。

そして、最後に…

CFCは医院さんにとって、
「ほんでいいですよ」
(それでいいですよ)
と背中を押してあげられる存在でありたい、と竹田さん。

医院さんのやりたいことを
お金の裏付けとともにサポートできるCFC。

地域ごとのデンタルPJも発足されました。
今後の展開が楽しみですね。

病院研究会
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病院研究会熊澤さん。新たなトライに
参加者一同ワクワクしました。

病院研究会 東京1期熊澤さんの発表です。

病院向けに、
CF経営を広める活動を実施中であり、
試行導入や正式受注も。

今後、徐々に全国へ展開していく予定。
乞うご期待!!

→「研究会」と「プロジェクト」の定義についてはこちらをご覧ください。

BCP:事前の一策、事後の百策

BCP(事業継続計画)について、
推進サポーター勝並さんから発表がありました。

リスクマネジメントとBCPを意識して、
キャッシュフロー経営をCFCが推進できたら、
安心して事業に取り組み、有事の時に迅速に対応できる仕組みが
出来上がり信頼性のある企業作りができる。

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勝並さんの発表より。コロナ禍の元、
BCPの大切さをブロックパズルでの表現!

BCPについて、
ブロックパズルを用いて整理していただき、
佐竹さんの発表も含め

「ブロックパズル最強!!」
という感嘆の声も上がっていました。

BCPはCFコーチの本業にも活用でき、
顧客を守るという観点で
必要なものだとおっしゃっていました。

事前の一策、事後の百策。

事前に行えば簡単に済むことでも、
何かが起きてからでは、大変な時間やお金がかかってしまいます。
万が一に備えることの大切さを語っていただきました。

JVのポイントとして、相手のお困りごとを解決し、
長い年月をかけて関係性を深めた先に成功があります。
クライアントさんとの関係と同じですね。

初めてのZoomミーティングによるJVサミット。
延長戦がないのが残念ですが、ブレイクアウトルームでの濃い意見交換もでき、
リアルに負けない充実した内容でした。

次回は10月31日。季節に1度のJVサミット。
ご参加してみてくださいね。

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<文責> 大宮4期 竹内 美紀

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