Report:協会活動レポート協会活動レポート

協会活動レポート協会活動レポート

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2021.06.19 第17回 JV SUMMIT

2021.06.19

こんにちは(^ ^)
東京7期の水野光博です。

第17回を迎えるJVサミット、
今回も濃密で新鮮な内容となりました。

協会入会から約7ヶ月、養成塾がきっかけで、
JVでのビジネスモデル構築を試行錯誤する私から、
当日の模様をレポートさせていただきます。

はじめに、JVサミットの推進リーダーで、
三井住友海上あいおい生命の勝並 進さんの近況から。

前回のJVサミット開催後、
・ClubhouseでのJV相談を立ち上げ、
・Zoomでの個別相談、
・月1回のJV勉強会開催(全3回)、
と活動の幅を広げられています。

私も何かとご相談させていただいています。
Clubhouseはランチタイム時にリラックスして相談できましたし、
勉強会は体系的な学びになりました。

参加した方のFBグループ投稿に、
「個別に相談できてとてもありがたい。」
「JVの学びが行動の後押しになった。」
といった声をお聞きしています。

私たちがJV体質になるためのストレッチの機会、
今後も勝並さん企画に参加していきたいと思います。

2021年の協会テーマは「ビジョン発信元年」。
元年に相応しく、JVの活動環境が高まっているのかなと感じています。

活動と成果の後押しとなるJV サミットは、
今年2回目、今回は47名が参加しました。

今回は、JV活用のメリットとともに
JV体質となるってどんな状態なのかを体感しました。

では、セッション一つひとつを再現してみたいと思います。

JVサミットとは

JV(ジョイントベンチャー)の実践報告や、
JVプロジェクトの方向性を理解するワークを通じて、
協会との関わり方や自身の本業発展にどう寄与するかを考える場です。

和仁先生によるオープニングトーク:
点から面のJV、JV体質でJV集団へ

まず、登壇者が決定したMVPコンテストのコメントで始まりました。

後楽園ホールのリング上での第一声は、
「後楽園ホールにキャッシュフローコーチが帰ってきたぜー!」
と、まさかの予告宣言!

MVPコンテスト当日は、和仁先生の雄叫びに
「ウォー!」と拳を突き上げて応えましょう。

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CFC3千人体制でのJVを語る和仁先生

続いて、本題へ。

前回のJVサミットでも触れた
3段階レベル(Next Level of JV)の復習です。

第1段階はプレイヤーレベル
 → 自分のビジネスを拡張する目的。
  
銀行、保険会社と自分が組むJV。

第2段階はコンサルレベル
 → クライアントのJVを支援する。
  
自分のJV経験が正当性を高める。

第3段階はコーディネーターレベル
 → 段階の進化で、およそ出会うことのない
  
クライアント同士をマッチングする。
  
コーディネーターの役割が前面に出る。
  
これを協会の至るところで起こしたい。

CFC3千人体制に向けてJVレベルを上げるべく、
今からセルフイメージを持っておこうという説明がありました。

次に、今回のサブテーマである
「点から面のJV」に話は及んでいきます。

銀行JVとデンタルJVは、
CFCがチームを組む「面のJV」だと前置きの上で、
私たちメンバーは何を考えていくといいのか?

それは、プロジェクトリーダーの抱える不安や葛藤を
知っておくことと切り出されます。

JV第3段階であるコーディネーターレベルに意識を飛ばしながら、
どんなJVが織りなされているのか?

CFC3千人体制の影響力に触れながら、私たちの想像力を膨らませ、
今からその世界を準備していこうという呼びかけに胸が高まります。

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頼りになる推進リーダーの勝並さん

オープニングトークの締めくくりの話は、
今年の協会ビジョン「ビジョン発信元年」

JVでいえば、
会員一人ひとりが「JV体質」になり、
協会が「JV集団」になるビジョン。

お話を聞いていて、
「今日のサミット、いつも以上に濃いぞ。」
と直感しました。

心の準備は完了、さあ、セッションへGO!

銀行JVプロジェクト2021:ミッションに挑み続けるCFC

銀行JVは、顧客にCFCメソッドを提供することで、
銀行、顧客、CFC全員がメリットを受けようとするJVプロジェクトです。

リーダーの出口さん、サブリーダーの飯尾さん、三上さんの
新体制がスタートして約6ヶ月が経過。

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銀行JVリーダーの出口さん

今回の活動報告と共有事項は、
・横浜1期 大久保さんの健全なストーカー
・飯尾さんの七転八起の取組みと今後の予定
・三上さんのコンテンツの強化ポイント
でした。

皆さんのお話は、
CFCが顧客にリーチする手前にいる銀行側に
いかに賛同を得ていくか?

ここに創意工夫と思考を巡らしていることが印象的でした。

また、銀行出身の三上さんと前山さんの経験談は、
取組をブラッシュアップしていけば、
やがて大きなヤマを動かすぞという励ましになりました。

総括の和仁先生のコメントでは、
銀行JV進展の足掛かりとなるヒントをいただきました。

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銀行でBPを語る上での強力なヒント!

それは、思考の切り換えのことで、
次のように解説されます。

駄々滑りしない前置きトークのことに触れた上で、
手書き付箋をカメラに差し出します。

下:CFCが銀行に対してBP(※)を説明する
→ これはなかなか伝わらない。

上:銀行員の横にCFCが並んで説明する
→ これなら伝わる!

この図は、
「銀行(員)のメリットや気持ち」を逞しく想像して、
一緒の立ち位置で顧客を見るようにBP(※)を語ると
前進するチャンスが高まるというお話しです。
(※)ブロックパズル

ダースパワーを受けて、ダースベーダーや無免許ライダーに
名乗りをあげるCFCが一人でも多くでてきてほしい、
銀行JVのリーダーの思いを強く感じました。

デンタルJV:
チームでJVを成功させるために知っておきたい竹田的視点

所用で欠席の竹田さんにかわって、
和仁先生のトークでセッションがスタートしました。

デンタルJVは、CFCとJVパートナーのプラネットさん、
ともに複数関係者で構成する「面のJV」。

レベル高い運営維持には、
プラネットさんが大切な歯科医院ユーザーをご紹介するに足り得る
我々デンタルCFの体制が大切さだと説かれます。

実力と心構えと安心感を与えたい姿勢
どれが欠けてもJVはうまくいかない。

和仁先生の言葉で場が引き締まります。

次にリーダー竹田さんが動画発表しました。

発表は、順に
・プロジェクトの内容
・デンタルCFチームの紹介・組織体
・CFコーチの状況
・JVパートナープラネット社の竹田的視点
・ワーク「貢献先である歯科医院の状況」
どれも見逃せない内容です。

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デンタルJVリーダーの竹田さん

プロ集団での関わり、得意分野での関わり、
重厚な面のJVの運営は、
関係者の高い意識と
縦横斜めのコミュニケーションの仕組みで
成り立っているのだと理解しました。

そしてJV全体を支えるのがリーダーの存在。

画面越しの竹田さんの説明に、
内に秘めた貢献への意欲が伝わってきます。

まとめでは、
試行錯誤しながら個性が発揮するように。

そして、多様な歯科医院個々のビジョンをいかに実現できるか?

CFCの貢献を力強く期して動画終了。

和仁先生は、
銀行・デンタルJVセッションの総括として、
「JVリーダーの気持ちを想像してみよう。」
とのお題を出されました。

私も真剣に考えます。

・プラネットさんを深く知ろうとしている
・メンバーの活動環境を常に考えている
・プラネットさんとの連携強化を考えている

想像を逞しくすると自然と出てきますね。

チャット入力は、瞬く間に多数となりました。

和仁先生は、フィードバックしながら、
リーダーを経験したりしてJV体質になる、
誰もがリーダーの気持ちがわかる、
一味違う集団にしたいと締め括られました。

今回の銀行・デンタルのセッションを通じて、
私のJVへの視座が変わりました。

グループワーク:面のJVを全員で考える

次は、グループワークです。

初めて話す人ともAAPだから自由に言える、
果たして今回はどんな話がでるでしょうか?

まず、勝並さんから主旨説明があります。

テーマは、
コンテンツホルダーが1人ではなく面のJVを展開する場合に
気をつけておきたいことを考える
です。

架空設定した面のJVプロジェクトについて、
事前の準備や必要な視点、
考えておきたいポイントを意見交換しました。

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グループワーク後に発表する平松さん

私のグループでも幅広く意見がでまして、
まとめて発表いただいたのは平松さん、
他の班からも沢山の意見が続々と出てきます。

このグループワークを和仁先生は、
・マーケットホルダーとの間で気をつける
・コンテンツホルダーチーム内で気をつける
の2つの観点で総括いただきました。

まとめ

最後に和仁先生から、
全体のまとめのお言葉をいただきました。

JV体質でJV集団へ!
① 他人のJVを支援できる立場を目指そう
② JVを語れる立場になろう
① と ② を経て、やがてJV集団になろう
というお言葉で締め括られました。

JV体質になったイメージに想いを馳せながら、
名残惜しく今回のサミット終了です。

振り返って

今回は、JVリーダーに共感しながら進化することへの
底知れぬ可能性を感じるセッションでした。

「リーダーの気持ちを想像してみよう」は、
面のJVが上手くいくための大切な心構えだと学びました。

今後は意識していきます。

勝並さん、今回も参加型の場を
設定・進行いただきましてありがとうございました。

次回アナウンス
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「JV体質!」看板を掲げる
和仁先生と勝並さん
イラストは飯尾さんの作品です

次回は10月23日(土)。
次回こそリアルで!

今から手帳に予定を記入しましょう。

第17回JVサミットの
活動レポートでした。

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<文責> 東京7期 水野 光博

SDGsビジネスコンサルタント。
SDGsの目標17番“パートナーシップ”とJVを重ね、
CFC、自治体、金融機関、商工団体とのJVを精力的に展開中。
会社HPはこちら:https://e-proco.com/

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